プロフィール

リスト

最新記事

最新コメント

リンク

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

太シッポ その後

  • Post on 2011.08.02 18:26
  • Categry : 未分類
  • Trackback(0)
  • Comment(8)
「乗って行くかね?」



その日は、雨が降っていた。
近所のおじさんは、車を止めて声を掛けた。


おばさんは、傘もささず、
その後ろ姿は、少しはかなげに映ったかもしれない。

エプロンの裾を、少し持ち上げて、何かを大事そうに抱えている。



「実は、コレをね・・」



おばさんは、エプロンの中をおじさんに見せた。



「じゃあ、あそこまで、送っていってやる。」



おじさんには、心当たりの場所があるらしい。
昔から、そんな風にしてきたのだろうか。。。。



「いいよ。すぐそこまで行くところだから。
雨で、大水になっててちょうどいいと思って・・・。」



おばさんのエプロンの中には、生まれたばかりの子猫が2匹。





朝から太シッポのお産が始まっていた。


「あんた! まだ、あるんでしょ!」


おばさんは、タンスの下に敷かれたマットにいる太シッポに声をかけた。
太シッポは2匹の子猫を産み落としたばかり。

ネコのお産は重い。
半日かけて、4~5匹をポツリ、ポツリと産むらしい。

2匹目の後が続かない。
親猫は、生んですぐ子猫と引き離すと、子を探さないものらしい。


「ごめんよ、ごめんよ」


おばさんは、
泣きながら、、、
誤りながら、、、
念仏を唱えながら、、、、
取りあえずの2匹を、早速川に流しに来たのだった。


そのあと3匹が生まれ、合計5匹。
時計をみると4時間が過ぎていた。

そして、お別れも終わった。。。。。


おばさんは、太シッポの胸を、ひたすら氷で冷やしてあげた。
誰にも飲まれることのない乳で、胸がはってきたからである。


おばさんは、こんな経験をもう3回もしている。



「ノラ猫対策、何とかしないとね!」



その言葉に、愛情を感じたのは私だけではないと思う。





※悩みましたが、どうしても書かずにおられませんでした。
面倒見のいい、面白いおばさんの話しで終わらせたくなかったのです。
婦人会で、一番衝撃を受けたのが、この話しでした。

コメントは結構です。
こういう現実も、お知らせしたいと思いました。

スポンサーサイト

< Prev | ホーム |  Next >

Comment

aacoさんへ。
今晩は。貴です。
胸が痛んだ。
友人のイザベラは、動物愛護活動をしているの。
(彼女は、ベジタリアン)
この日本で頑張っているの。
同じ命!
私は、可能な限り、彼女のヘルプをしています。
2011.08.02 23:45  URL SELFISH+OF+MY+DOLL'S+HOUSES #- [EDIT]
ごめんね~
そうなんだよ。命なの。
きっとそういう風にコメントあるだろうと思ったの。
生まないように、処置してあげるのがいいのだろうか。
だれが?おばさんは、親猫に頼られるけど飼う気持ちは無いし、
かといってほうっておけない。のら猫が増えても困る。
自分の出来ることを精一杯やってあげた
おばさんをせめられないなと思いました。
私は、何もできなくて、聞いてるだけなので、とても複雑です。

田舎では、こういう事はよくあって、小学校に捨て猫が届いた時、
川に捨ててくれば・・という話しも当たり前にでたの。
私達の親の世代は普通にやってたから。
でも、命の大切さをクラスでテーマで取りあげて、首輪を付けて
飼ってましたね。
2011.08.03 00:16  URL aaconee #- [EDIT]
私も そのおばさんと 同じ事をしてるのを 見た事があります
おばさんも 胸を痛めながら 行った事だと思います
田舎だと 自分の家に 野良ちゃんなんかが 出入りしてると
何故だか その家の人が 責任をとらないといけないよーな 雰囲気ありますよね・・・
はじめに その地に 野良ちゃんとなる子を 捨てた方の 無責任な行動が
こーゆー 悲しい事を 人にさせるよーになったのでしょーね
2011.08.03 11:51  URL kotone #- [EDIT]
kotoneさんもご存知でしたか。
野良犬が危険な目にあっているのを、皆で救助して、飼い主を募集して・・
というニュースの一方ではこういう事もあって、
不思議な思いに駆られます。
野良猫を増やさないことが基本ですよね。

ごめんね。コメント本当にありがとうございました。
2011.08.03 14:23  URL aaconee #- [EDIT]
こんにちは。

実家で飼っている柴犬が、子犬を生んだときのことを思い出した。
隣に住んでいる叔父は情が移る前に山に埋めてくれば・・・と言ったのね。
昔はそういうのは珍しくなかったようです。

でも、私は「絶対に里親を見つける!」と心に決めて、行動開始。
運よく、生まれた3匹はどの子も良い方にもらわれていきました。

私の周りでは、野良猫にエサをあげてる方を見かけることがあるよ。
エサをあげるだけの人、そのまま家で飼ってしまう人、
雌猫は放っておけば野良猫を増やすばかりと、捕まえて手術を受けさせる人等々。
手術を受けさせる人は、もちろん費用は自己負担だよ。

「子犬を山に埋めれば」と言った叔父は、その後、家に迷い込んだ野良猫を
可愛がって飼っています。
もう何代目だろう?
今いる子たちは5代目と6代目じゃないかな?

もし、将来、犬や猫を飼うことがあるなら、里親を探している子をもらいたい、
というのが私の考えです。


2011.08.03 15:40  URL aoakaki #WO.8kER. [EDIT]
コメントする言葉が見つからないのだけど、
心にググって響いたことだけは伝えたい…
と思いました。


ちなみに、私も芋ケンピ大好きですっ!
2011.08.03 22:15  URL バウワウ #- [EDIT]
うちもそうなの。
犬が沢山生まれた時、数匹残して川に捨てたみたい。
私は小さかったので、話しだけ聞かされて、そういうもんなんだと思った。
aoさんえらいね。行動に移したんだ。

あのころは、ネズミも餌を仕掛けてとった籠をそのまま川に入れて始末してた。
それと同じ感覚だった。

今、命のことが言われるよね。
でも、鹿は増えすぎたので、ハンターを養成して、狩猟して食用肉にしてる。
信州特産のメニューで売り出し中だよ。

いつも思うの。命の事って、色々な側面があって難しい。
ネズミはよくて、猫はダメなの?野良なら危害を加えるのは一緒。
鹿はよくて、犬はだめなの?・・・
とか、みんな命。命の重みに差はないでしょ、って。

結論がないの。
人間だから考える。
豚のいた教室と同じ。
命の事を考えた時間だけが心に蓄積されるのね。

aoさんの、周りの方々は素敵です。
2011.08.03 22:22  URL aaconee #- [EDIT]
バウワウさん、ありがとう!
コメントはいいです、といいながら、
やはり頂くとうれしい。
難しいの。答えるのも難しい。
でも、感じるのは大事だよね、きっと。
2011.08.04 00:24  URL aaconee #- [EDIT]

Comment form

  • URL
  • Comment
  • Password
  • 公開設定
  •  管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:http://greengreen77.blog70.fc2.com/tb.php/504-98255dac

△ Move to top of this page

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。